広島大学創立75周年記念事業推進事務室
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E-mail:hu75years*office.hiroshima-u.ac.jp
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越智学長から福岡先生に感謝状を贈呈
2024年9月21日~22日、創立75+75周年記念事業として、同窓生など広島大学にゆかりのある方々や在学生の保護者・ご家族、その他高校生等を含む一般の方を対象に、広島大学の魅力を知っていただくことを目的とした「広島大学 in 東京2024」を一橋講堂(東京都千代田区)で開催しました。
最初に越智光夫学長は「広島大学には長い歴史があり、現在も非常にアクティブに活動している。今後も皆様のサポートを得て、広島大学のアクティビティをあげていきたい。この催しで、何か感じていただければと思う。」と挨拶しました。
プログラムが始まると、まずは生物学者であり作家としてもご活躍されている福岡伸一先生が「生命を捉えなおす ~動的平衡の視点から~」をテーマに講演されました。生命の進化はさまざまな生物の協力や共生により進むものであり、この考え方は広島大学が目指す「平和を創る」という考え方にもつながると説かれました。その後、本学の片山春菜助教は「電気回路の中の宇宙」を、堀内浩幸教授は「ゲノム編集と食の未来を考える」をそれぞれテーマとして、本学の先進的な研究を紹介しました。
福岡先生
堀内教授
片山助教
2日目は、世界的な睡眠学者の柳沢正史先生が「睡眠の謎に挑む ~基礎研究から睡眠ウェルネスへ~」と題して講演され、日本人の睡眠不足は国際的にみれば異常であり、生産性の高い国の人々は睡眠をしっかりとっていること、さらに睡眠不足は生活習慣病や認知症を引き起こす可能性もあることなどをお話いただきました。続いて、本学の澤井努特定教授は「近・遠未来を見据え、よりよい社会を共に創る」を、楯真一教授は「広島大学キラルノット超物質拠点(WPI-SKCM2)が拓く新しい科学」をテーマにそれぞれ講演しました。
柳沢先生
澤井特定教授
楯教授
さらに、今回はピース・レクチャー・マラソンとして、駐日ジョージア特命全権大使 ティムラズ・レジャバ大使が「大使が語るジョージア」をテーマに講演されました。ご自身の生い立ちや広島との関係、ジョージアの文化や歴史、日本との共通点などについてお話いただきました。また、「戦争を起こさないためには多角的な対応が必要で、自分の身近な所から一人一人が貢献することができる。同じ価値観をもつ国同士、関係を深めることが平和につながる」と述べられました。
レジャバ大使
そのほか、2日間を通して、広島大学の歴史、研究者やその成果などを紹介するパネル展や広大マスコットキャラクター「ひろティー」のフォトコーナー、入試個別相談ブースなども開催し、多くの来場者で賑わいました。
会場には総勢400人を超える参加があり、盛況のうちに終了しました。
多くの皆さまにご参加いただき、心より感謝いたします。
記念撮影に気さくに応じていただいたレジャバ大使
情報交流会も盛り上がりました
2日間に総勢400人が参加
パネル展には昔を懐かしむ人がたくさん
司会を務めたフリーアナウンサーの河村綾奈さん
(2014年法学部卒)
本学に興味のある学生さんの姿も多数!
広島大学は、2024年に創立75周年、その前史である75年も加えると150年の節目の年を迎えました。
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掲載日 : 2024年09月26日
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