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「サステナブル・ブランド(SB)国際会議2025 学生招待プログラム 第5回SB Student Ambassador中国大会」を広島大学で開催しました

 2024年9月28日に、広島大学東広島キャンパスにおいて、SDGs(持続可能な開発目標)に関連した高校生向けプログラム「サステナブル・ブランド(SB)国際会議 2025 学生招待プログラム 第5回 SB Student Ambassador 中国大会」(主催:サステナブル・ブランド ジャパン (株式会社 博展)、共催:広島大学、株式会社 日本旅行) が開催されました。

 「SB Student Ambassadorプログラム」は、SDGsに関心がある参加高校生に、SDGs達成に向けた取り組みを実施している企業のリーダーから直接学ぶことができるとともに、次世代を担うリーダーとして、Z世代の自由な発想を活かし、SDGs達成に向けた新たな発信をする機会を提供する取り組みです。また、そのような自由な発想が、サステナビリティをビジネスに取り入れてブランド価値を高めようとする企業の取り組みに活かされることが期待されています。

 本大会は、2025年3月に開催される予定の「第9回サステナブル・ブランド(SB)国際会議2025東京・丸の内」に「SB Student Ambassador」として参加する高校生を選考する過程の一環として、全国9か所で実施される予選大会のひとつ、中国地方の地域ブロック大会として開催されました。

 中国地方5県すべてから合計22高校の約170人の高校生が参加し、2030年までに世界が達成すべきゴールとして掲げられているSDGsをテーマに、高校生と企業が交流しながら語り合うことで、高校生にとって新しい創造と価値が発見できる貴重な「学びの場」となりました。

越智光夫学長からオープニングに寄せられたビデオメッセージでは、広島大学が、SDGsの枠組みを用いて大学の社会貢献の取組を可視化する世界的な大学ランキング評価であるTimes Higher Educationインパクトランキング2024において、3年連続国内3位、SDGs17項目のうち国内大学で最多の7項目で世界100位以内にランクインしており、広島大学の研究や人材育成の様々な取り組みが世界で高く評価されていることなどについて紹介され、参加高校生にとって実り多い一日になることが祈念されました。
また、東広島市の高垣廣德市長からは、東広島市は県内の市町で初となるSDGs未来都市に選出されていることが紹介され、広島大学をはじめとする学術研究機関と共に社会課題の解決を図っていく決意や、未来を担う若い世代への期待などが語られました。

 午後には,実際にサステナビリティ先進企業で活躍する人たちの講演をテーマ別に聴講した上で、サステナブルな社会の実現に向けてSDGsを活用し、何ができるのかをディスカッションするテーマ別ワークショップが、広島大学の学生がメンターとして進行役を務めて行われました。

 テーマ別ワークショップでは、今年の中国ブロック大会にスポンサーとして参加した4つの企業(株式会社イズミ、株式会社エフピコ、マツダ株式会社、YKK AP株式会社)が、その冒頭に、①地域社会の活性化、②資源循環、③地球・人・社会の課題解決、④住まいと環境という4つのテーマに関連する講演をそれぞれ行いました。その後、参加高校生が、グループに分かれて、各テーマに合わせて、業界X SDGsの観点からサステナブルな社会の実現に向けてどんなことができるか、してほしいか、についてディスカッションし、グループごとにまとめた提案を発表しました。

なお、本大会に参加した高校生は、「私たちが目指したい社会(地域)の姿と、その実現に向けて社会を動かす方法を考えよう。」というタイトルで論文を提出する予定です。論文の選考を経て選出された高校の高校生は318日~19日に開催される予定の「第9回サステナブル・ブランド国際会議2025東京・丸の内」に「Student Ambassador」として招待される予定です。

お問い合わせ先

Email: nerps*hiroshima-u.ac.jp
 (*は半角@に置き換えた上、送信してください)


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