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音楽の力で地域の子供たちと地域をつなぐ!呉市倉橋島でオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を公演(地域の元気応援PJ)

10月6日、音戸大橋で有名な呉市倉橋町の倉橋体育館で、教育学部の音楽文化系コースの学生たちが、地元の倉橋中学校の生徒と協力して、広大オペラ公演「ヘンゼルとグレーテル」を開催し、地元の方など約300人がオペラを楽しみました。

このプロジェクトを開始するにあたり、中学生たちに「大きくなったら地元に残るか?」と聞いたところ、8割以上が地元を出るとの回答がありました。
そこで、中学生時代に地域の方をびっくりさせようと呼びかけ、総合学習の時間を使ってオペラの練習や準備に取り組むことになりました。

教育学部の学生たちは、6月から何度も倉橋中学校に通い、舞台衣装のドレスを着用し、照明を準備して歌を披露するなどの工夫をこらして、子供たちのオペラへの関心を高めながら、歌唱指導を行いました。

 

出演した生徒たちは、力を合わせてオリジナルオペラを創作した経験に対して、「広大の人たちと一緒にオペラを作れて楽しかった」「これからは恥ずかしがらずに前に出たいし,色々なことに挑戦したい!」などと感想を話してくれました。

教育学部の学生たちは、日ごろ学んでいることを活かして、音楽の力で人口減少の進む地域に暮らす中学生に新しい風を吹き込み、地域とのつながりを考えるきっかけづくりに貢献しました。

また、11月3日に「広島大学75+75周年記念事業・広島大学第18回ホームカミングデー」において上演したオペラ「ヘンゼルとグレーテル」にも、今回のオペラに出演した生徒の有志が参加しています。

ホームカミングデーでの上演の様子→こちら

お問い合わせ先

人間社会科学研究科 音楽文化教育学領域 教授 大野内 愛
E-mail : oonouchi@hiroshima-u.ac.jp
※@は半角に置き換えて送信ください。


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