大学院先進理工系科学研究科 地球惑星システム学プログラム
教授 片山 郁夫
E-mail:katayama*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)
大学院先進理工系科学研究科の 片山 郁夫 教授による『水の惑星「地球」46億年の大循環から地球をみる』(講談社ブルーバックス)が2024年11月に出版されました。
本書は、地球上で生命を支える要である「水」に注目し、その役割を地球規模で解説しています。水は地球表面にとどまらず、プレートテクトニクスとともに地球内部へ取り込まれ、大規模な循環を繰り返してきました。しかし、約6億年後には海の水が地球内部に吸収され、海が消滅する可能性があると指摘されています。地球の歴史を振り返りながら、水が地球環境にどのように影響を与えているのかを探り、私たちにとって欠かせない水について深く考察する一冊です。
<片山 郁夫 教授からのコメント>
地球惑星システム学は、地質学的な時空間スケールで、物質の変化や進化を学ぶ学問です。地球は一つの船に例えられるように、地球上のすべての現象は関連しあい、私たち生命が誕生し進化してきたのも、そのシステムがあったおかげです。地球のことを考えると、日頃の悩みはなんて小さなものでしょう。
<書籍情報>
『水の惑星「地球」46億年の大循環から地球をみる』
出版社:講談社
著者:片山 郁夫
発行:2024年11月
ISBN:978-4-06-537559-4
定価:本体1,000円+税
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大学院先進理工系科学研究科 地球惑星システム学プログラム
教授 片山 郁夫
E-mail:katayama*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)
掲載日 : 2024年11月25日