総合博物館 准教授 清水 則雄
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地域の元気応援プロジェクト「大学・学校・地域が連携したミコシギクの保全と地域の活性化」のメンバーが、12月13日に福富中学校の生徒と一緒にミコシギクの保全活動について授業を行いました。
前半の授業では4つのグループに分かれて活動しました。
生育域内保全グループは生育地で東広島植物園の塩路恒生氏の指導のもと、ミコシギクの種子を採取しました。
ミコシギクの種子を採取する様子
生育域外保全グループでは広島市植物公園の山本晃弘氏の指導のもと、ミコシギクの種まきや苗の植え替えをしました。
苗の植え替えをしている様子
広報グループでは、ポスター制作班と商品班に分かれ活動しました。ポスター制作班では色鉛筆を用いてポスターを完成させました。商品班では制作する商品の内容を考えました。
商品について話し合う様子
活動のまとめを行うグループでは、他のグループへの取材を行い、内容をスライドにまとめました。
取材をする様子
後半の授業では各グループ、活動の報告をしました。保全に向けた活動の成果を知ることができました。
活動の報告をする様子
また広島大学東広島植物園の塩路恒生氏、広島市植物公園の山本晃弘氏、広島大学の稲葉啓斗氏、國井秀剛氏、福富中学校の中谷成男校長から、ミコシギクの保全活動への激励の言葉がありました。
ミコシギクの保全活動の意義を話す中谷校長
今回で全7回の授業は終わりを迎えました。授業以外でもミコシギクの保全に関わってくださる方が増えることを切に願っています。
今後も福富町の地域の方々とともに、ミコシギクの保全活動に取り組んでいきます。
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