1月7日、米国カリフォルニア州ロサンゼルス西部および北部近郊で発生した山火事により、多くの方々が被害を受けられました。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
この山火事は、焼失した建物が9,000棟を超える規模となり、約15万3,000人が避難を余儀なくされ、現地の報道では過去最大規模になる可能性があると伝えられています。11日時点で16人の方が亡くなられ、多くの方々の安否が不明とされ、非常に厳しい状況が続いている模様です。犠牲となられた皆さまに深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々、そのご家族および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
現在、本学には米国から15人の留学生が在籍しており、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)をはじめとする協定校とのつながりなどを通じて、現地の状況を注視しております。UCLAは山火事の発生地域に近く、現在、緊急対応として授業がリモート形式に切り替えられているとのことです。また、ロサンゼルスには大学間国際協定校である南カリフォルニア大学も所在しており、被害がこれ以上広がらないよう願っております。
一日も早く山火事が鎮火し、被災地に平穏が訪れることを、心よりお祈り申し上げます。
令和7年(2025)1月13日
広島大学長 越智光夫