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アリゾナ州立大学 エウセビオ・スコルナバッカ教授による教員向けFD特別講演会 「課題探求型経験学習を通じた教員の社会的インパクト・価値向上」を開催しました

広島大学国際室は、2025年3月3日に、アリゾナ州立大学のエウセビオ・スコルナバッカ教授をお迎えし、本学が推進する「Town&Gown構想」および「ソーシャルインパクト創出支援事業」の一環として、教員向けの特別講義(FD)「課題探求型経験学習を通じた教員の社会的インパクト・価値向上」をミライクリエにて開催しました。

本講義では、「課題探求型学習(Experiential Inquiry-Based Learning: EIBL)やプロジェクト型学習(Project-Based Learning: PBL)が教育の質をどのように向上させ、社会にインパクトを与えるのか」をテーマに、理論的枠組みと実践事例が紹介され、従来の知識伝達型学習と比較し、学生自身が問題を発見し、解決策を構築するプロセスの重要性が強調されました。

また、アリゾナ州立大学では、産業界や地元自治体と連携し、企業が直面する具体的な問題に対して、学生がチームで解決策を提案し、社会的価値を生み出すことを目的とした「イノベーション・チャレンジ」を実施しています。こうした取り組みにより、学生は創造的思考力、問題解決力、協働力を実践的に習得できます。スコルナバッカ教授は、この学習手法が世界各国で成果を上げており、日本の教育環境にも適用可能であると述べました。

質疑応答では、参加者から、学生のモチベーション向上、学習環境の最適化、文化的要因による学習意欲の違いなどについて活発な質問が寄せられました。

今後も広島大学では、国際的な教育連携を強化し、教育の質向上と社会的インパクトの最大化を目指した取り組みを推進してまいります。

【お問合せ先】

広島大学国際室国際部グローバル推進グループ
kokusai-soumu*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えた上、送信してください。)


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