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エジプト・アラブ共和国 アブデル・ラティーフ教育・技術教育大臣と会談-広島大学、エジプトとの教育・研究交流を加速-

2025年8月20日、横浜で開催されているTICAD9(アフリカ開発会議)にあわせ、広島大学の越智光夫学長はエジプト・アラブ共和国のアブデル・ラティーフ教育・技術教育大臣と横浜グランドインターコンチネンタルホテルにて会談を行いました。本学からは金子慎治理事・副学長(グローバル化担当)が同席しました。

会談では、これまでに本学とエジプトとの間で締結された協定や、153人にのぼる留学生の受入実績、現在12人が本学に在籍している状況などが紹介されました。アブデル・ラティーフ教育・技術教育大臣は日本との協力強化に期待を示し、越智学長も2015年の就任以来、4回にわたりエジプトを訪問し築いてきた信頼関係をさらに発展させる意向を表明しました。

アブデル・ラティーフ教育・技術教育大臣から、エジプトの高校生向けのICTやプログラミング教育、人材育成に関する協力依頼がありました。越智学長は、2018年に設置した情報科学部や米国アイダホ大学との半導体分野における教育・研究連携など、提案のあった分野はいずれも本学が重点的に取り組んでいる分野であることを述べ、その強みを活かしてエジプトとの協力を一層深めていく姿勢を示しました。

本学は、エジプトに2つの拠点を設置し、研究者や学生の交流をはじめとする活動を通じて、長年にわたり関係を発展させてきました。特に、2019年のTICAD7における広島大学の越智学長とエルシーシ大統領との会談を契機に、2021年にはガララ大学にピースメモリアルセンターが開設されました。さらに、越智学長が理事会委員を務める、日本政府の支援により設立されたエジプト・日本科学技術大学(E-JUST)との連携も一層深まり、教職員や学生の双方向的な交流が活発に行われています。

本学はこれまでに、エジプトの8機関と9つの大学間国際交流協定、4機関と5つの部局間国際交流協定を締結しています。エジプトは、本学にとってグローバル戦略上きわめて重要なパートナーであり、今回の会談は、今後の協力関係を一層発展させる重要な節目となりました。広島大学は、エジプトとの強固な信頼関係のもと、教育・研究の分野での連携をさらに発展させ、今後も協力を深めてまいります。

会談に先立ち連携強化を確認

会談の様子

記念撮影

【お問い合わせ先】

広島大学グローバル化戦略グループ

Email: kokusai-group*office.hiroshima-u.ac.jp
(*は半角@に置き換えた上、送信してください)


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