広島大学副理事(産学連携担当)で大学院先進理工系科学研究科の山本透(やまもと とおる)教授が、第82回中国文化賞(中国新聞社主催)を受賞しました。
中国文化賞は、中国地方の文化・芸術、学術・教育の各分野で優れた功績を挙げた人物、団体に贈られる賞で、今年は7人が受賞しました。
山本教授は、長年にわたり制御工学およびモデルベース開発(MBD)分野において先駆的な研究と実践を積み重ね、「データベース駆動型制御法」を国際誌に発表し、国内外で高い評価を得てきました。
教育面では、マツダ寄附講座を通じてMBD専門人材の育成に尽力し、約10年間で3,000人を超える高度専門技術者の輩出に貢献しています。
さらに、産学連携の推進役として広島大学を拠点に20社から構成される共創コンソーシアムを主宰し、地方創生とデジタルものづくりの社会実装を力強く牽引してきました。
これらの成果は学会や産業界からも高く評価され、科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞や、日本機械学会技術功績賞等数々の受賞に結実しています。
山本教授は、学術研究・教育・地域貢献のいずれにおいても卓越した実績をもち、学術と地域産業の橋渡しを体現する存在として評価されました。
表彰式は、後日行われます。
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