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2025年11月21日、広島大学の越智光夫学長および金子慎治理事・副学長(グローバル化担当)、金ミンジュ副理事(キャンパス国際化担当)が、韓国外国語大学を訪問し、学生交流協定附属書を締結しました。
韓国外国語大学との交流は、2021年度に広島大学が採択された文部科学省の「大学の世界展開力強化事業(CAMPUS Asia Plusプログラム)」における連携大学として協力を開始したことに端を発します。これまでにサマースクールの実施や交換留学など、20人を超える学生が相互に派遣されてきました。今回の附属書締結は、こうした実績を踏まえ、双方の学生交流を一層体系的かつ活発に発展させることを目的としたものです。
訪問に際しては、韓国外国語大学の パク・ジョンウン 学長、キム・ミンジョン対外協力担当副学長、ヤン・ジェワン国際交流院長、ムン・チャンハク日本言語文化学部・学部長ら関係者の皆様より温かい歓迎を受けました。韓国外国語大学からは、ソウルおよびグローバルキャンパスを中心に45か国語以上の教育プログラムを提供する国際的な大学として、多文化的環境の中で優れた語学教育・地域研究を展開してきたこと、さらには年間2,000人規模の留学生の受け入れや、AI・融合分野を見据えた教育改革など、国際教育の拡充に向けた先進的な取り組みが紹介されました。
一方、広島大学からは、本学の歴史や研究成果をより広く発信する取り組みとして、弘兼憲史氏作画による漫画『ヒロ子さんと巡る広島大学』を紹介しました。同作品は日本語版に加え、韓国語・英語・中国語・インドネシア語・ベトナム語にも展開しており、海外に向けた本学の魅力発信にも活用されています。また、半導体、デジタルものづくり、再生医療、ゲノム編集などの研究クラスターについて説明するとともに、世界各国の大学トップを広島に招き、被爆の実相を共有しながら平和構築に向けた大学の役割を議論する「平和学長会議」についても紹介しました。
今回の学生交流協定付属書の締結により、両大学の協力関係は新たな段階へと進みます。今後、学生交流を中心に教育・研究両面での協働が一層強化され、日韓両国における学術・文化交流のさらなる発展が期待されます。
大学紹介の様子
協定書調印の様子
記念撮影
広島大学グローバル化戦略グループ

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