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エジプト教育・技術教育省および株式会社スプリックスとエジプト初等教育教員向けパイロット・プログラムの実施に関する3者協定を締結しました

2026年4月28日、エジプト・カイロにおいて、本学、エジプト・アラブ共和国教育・技術教育省および株式会社スプリックスによる、エジプト初等教育教員向けパイロット・プログラムの実施に関する3者協定締結式が執り行われました。

当日は、署名者であるモハメド・アブデルラティーフ教育・技術教育大臣、常石博之株式会社スプリックス代表取締役社長、越智光夫広島大学長のほか、アブデルアジーズ・コンサーウァ高等教育・科学研究大臣、ハーリド・アブドゥルガッファール保健・人口大臣、ゴハル・ナビル青年・スポーツ大臣、岩井文男在エジプト日本国特命全権大使に加え、ハニー・ヒラール元高等教育・科学研究大臣、マムドゥーフ・エルダマティ元考古大臣等、エジプト政府関係者が数多く臨席しました。また、本学からは金子慎治理事・副学長(グローバル化担当)、草原和博教授(大学院人間社会科学研究科)が出席しました。

本協定は、日本型教育の知見を活用し、エジプトにおける初等教育教員(Grade 1–6)の養成の質向上を図ることを目的とするものです。2年間のパイロット・プログラムを通じて教員養成の高度化を図るとともに、将来的なエジプト国内での本格導入を見据えた協力枠組みの構築を目指します。

本連携において、広島大学は学術パートナーとして参画し、プログラムの学術設計および教育の質保証を担うとともに、カリキュラムや教材の提供、授業の実施および指導を行います。エジプト教育・技術教育省は制度設計および運営を担い、株式会社スプリックスはデジタル基盤等の技術的支援を担います。

締結にあたり、アブデルラティーフ教育・技術教育大臣は、「本協定は、エジプトにおける教育改革を推進するとともに、日本型教育を展開していく上で重要な基盤となるものである」と述べました。また、越智学長は、「本学の教育研究の知見を活かし、将来的なエジプト国内全域での展開を見据え、本取組を発展させていきたい」と今後の抱負を語りました。常石社長は、「当社が開発したTOFASを活用した学力評価の視点を教員養成に取り入れ、教育の質の向上に貢献していきたい」と述べました。

広島大学の前身は、1874年に開設された白島学校に遡ります。同校は後に広島高等師範学校、広島文理科大学、広島師範学校等へと発展し、70年余にわたり初等・中等教員の養成を担ってきました。こうした長い歴史と伝統を基盤として、新制広島大学発足後は、教育学部、学校教育学部、教育学研究科、人間社会科学研究科を中心に、教員(teacher)、教師教育者(teacher educator)、教育学研究者(researcher in education)を三位一体で養成する体制を確立しており、これらを一体的に担う教育拠点として国内で唯一の存在となっています。

広島大学は、本協定を通じて、これまで築いてきた信頼関係と連携の成果を活かし、エジプトにおける教育改革と人材育成のさらなる進展に寄与してまいります。

【お問い合わせ先】

広島大学グローバル化戦略グループ

Email: kokusai-group*office.hiroshima-u.ac.jp
(*は半角@に置き換えた上、送信してください)


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