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WPI-SKCM²の先端電子顕微鏡共用施設「JEOL×Hiroshima University Knotted Room」開設記念式典を開催しました

広島大学 持続可能性に寄与するキラルノット超物質国際研究所(WPI-SKCM²)は、2026年6月5日、東広島キャンパスの産学共創・研究拠点 Science Knot(サイエンスノット)において、先端電子顕微鏡共用施設の開設記念式典を開催しました。

本施設は、J-PEAKS(地域中核・特色ある研究大学強化促進事業)の支援を受けて整備した共用研究施設です。学内外の研究者や企業が利用できる施設として、物質や材料の表面・界面構造、原子の並び、含まれる元素などを高精度に観察・分析できる最新鋭の分析電子顕微鏡「NEOARM」を導入しました。
高精細な電子顕微鏡観察には、画像のゆがみやぼやけの原因となる「収差」が問題となります。本学に設置されたNEOARMには、中四国地域で初となる、電子レンズで生じる複雑なゆがみである「5次収差」まで補正可能な二重収差補正装置を備えており、より鮮明で精度高く物質や材料の構造観察を可能にします。また、TEM/STEM観察に加え、元素分析、電子回折、極低温での観察など、幅広い研究ニーズに対応できます。

また、本施設ではネーミングライツの公募を実施し、導入装置メーカーである日本電子株式会社(JEOL)が命名権を取得しました。これにより、施設は2029年4月30日まで「JEOL × Hiroshima University Knotted Room」として運用されます。

記念式典では、宮﨑 誠一理事・副学長(研究担当)が開会挨拶を行い、関係者ならびにJEOLへの感謝を述べるとともに、本施設を起点とした新たな研究成果の創出や、産学連携のさらなる発展への期待を語りました。
続いて、日本電子株式会社 取締役兼常務執行役員の小林 彰宏氏より祝辞があり、技術支援を通じた本学とのさらなる連携強化と社会貢献への期待が示されました。

宮﨑誠一理事・副学長挨拶

JEOL 小林彰宏取締役兼常務執行役員ご祝辞

テープカットの様子

テープカットの後には、WPI-SKCM²の中室貴幸特任教授による施設の説明が行われ、電子顕微鏡を用いた分析技術および共同利用の仕組みについて詳しい紹介がありました。

式典の後には施設内部の見学も行われ、参加者は大型の装置を間近に見て、その新しさとスケールに驚きの声が上がっていました。

中室特任教授による施設説明の様子

施設見学の様子

WPI-SKCM²は、本施設の整備を通じて研究拠点としての一層の基盤強化を図るとともに、共同研究や産学連携のさらなる展開につなげてまいります。

参考

お問い合わせ先

広島大学 持続可能性に寄与するキラルノット超物質国際研究所事務室
E-mail:chiral*office.hiroshima-u.ac.jp

※*を半角@に置き換えて送信してください。


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