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産業奨励館(現・原爆ドーム)の壁面破片レンガを製造元に寄贈しました

平成29年6月13日(火)、香川県観音寺市にある讃岐煉瓦株式会社琴弾回廊において、原爆によって破壊され飛散した産業奨励館の壁面レンガをレンガの製造元である讃岐煉瓦株式会社へ寄贈しました。

産業奨励館の竣工(竣工当時の名称は広島県物産陳列館)100年目となる平成27年4月5日に広島大学原爆瓦発送之会(会長:嘉陽礼文)が元安川から採取したもので、原爆ドームの歴史を再認識するとともに、建設当時のレンガの製造方法を学ぶ機会を提供することを目的に実施されました。

嘉陽会長は、「戦争を実際に経験された方は年々少なくなり、その語り手も少なくなっていく。被爆地広島以外においても、被爆した現物に触れることで後世に受け継がれる平和教育の発展に繋がってほしい」と語りました。

寄贈された産業奨励館の壁面レンガ

多くの取材陣の中で行われました

【お問い合わせ先】

広島大学国際交流グループ(担当:嘉陽)

TEL:082-424-4566
FAX:082-424-4545


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