NEDO産業技術研究助成事業の一環として、広島大学 ナノデバイス・バイオ融合科学研究所 分子生命情報科学研究部門の池田丈特任助教は、シリコン結合タンパク質「Si-tag」を接着分子として利用することで生体分子とシリコンデバイスを融合したバイオセンサーの開発に成功しました。生体分子の有する特異的物質認識機構・触媒機能と、微細加工・集積化が容易なシリコンデバイスを組み合わせることで、病気の診断に利用されるバイオマーカーを低コストかつ迅速に測定することが可能となります。病気を未然に、あるいはごく早期に発見するための日常的な診断技術として期待されます。将来的には、バイオテクノロジーと半導体デバイスを結びつける技術として、ナノテクノロジーや材料分野への応用にも期待される技術です。
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広島大学ナノデバイス・バイオ融合科学研究所 分子生命情報科学研究部門
特任助教 池田丈
TEL:082-424-7047 FAX:082-424-7047
E-mail:ikedatakeshi@hiroshima-u.ac.jp(@は半角@に置き換えてください)
研究室HP:http://home.hiroshima-u.ac.jp/akbio/
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