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「郷土の歴史に向き合う」をテーマに堀川惠子氏が講演。第2回「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました

堀川 惠子氏

2025年4月23日、今年度第2回の「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました。ノンフィクション作家の堀川惠子氏が講演し、教育学部の新入生ら約430人が耳を傾けました。

堀川氏は被爆者との出会いをきっかけに、「なぜ、原爆が広島へ投下されなくてはならなかったのか」という思いを強く持ち、数々の取材を重ねながら執筆されたご自身の著書を紹介し、自身の足で取材を行うことへの熱意を語られました。「なぜ?」という疑問を掘り下げ、データ化されたものに目を向けるのではなく、自分の足で真実を探すことや、直接会って話をすることの大切さを語られ、講演に参加した学生たちは、先生の情熱や取材の奥深さを感じながら講演を聞きました。「人との出会いが人生のすべて」と語られ、出会いの大切さを再認識できた時間となりました。

また、本学の卒業生である堀川氏は、学生時代にやっておくべきこととして「何事にも挑戦し、全力を尽くすこと」「多くの人と交流すること」「海外に出て視野を広げること」を挙げられました。

学生からは、「自分の足で現地に行き、自分の目で物事を見つめ、自分の頭で考える経験をしておくことが大切だと感じた」「将来教員になったときに子供たちに戦争の悲惨さを伝えるためにも、自分自身が平和について今以上に深く理解すべきだと思った」などの感想が寄せられました。

講演後、越智学長に代わり、林副理事(教育企画担当)が堀川氏に「特別招聘教授」の称号記を贈呈しました。

質疑応答の様子

質疑応答の様子

堀川⽒に「特別招聘教授」の称号記を贈呈

堀川⽒に「特別招聘教授」の称号記を贈呈

【お問い合わせ先】

広島大学 教育推進グループ (教養教育担当)
E-mail:gsyugaku-group*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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