総合科学部 SCHOOL OF INTEGRATED ARTS AND SCIENCES

学問や既存の枠組みを超えて、直面する21世紀の諸課題の解明と解決にチャレンジしよう

総合科学科

人間探究領域

「人間」を総合的に考察し、人間の本質と精神・身体活動を探究する

スポーツや健康などの身体活動的観点と、心や行動のメカニズムといった行動科学的観点から人間を科学的に分析するとともに、言語構造とコミュニケーションや、思想・芸術・文藝などの精神活動的観点から人間を総合的に考察します。さまざまな研究分野の横断・統合分析を通して人間存在を広く深く捉え、より良い社会を構成する力を持った人材を育成します。

自然探究領域

自然科学を基礎とした総合的知識と思考方法を学び、複雑な現代社会の問題に挑戦する

自然探究領域では、物性科学、生命科学、数理情報科学、自然環境科学に関する授業科目群を設けています。物質の原子・分子レベルの理解、生命の仕組みや脳の働き、論理的な思考の基礎としての数学や情報科学、さらには自然環境とその人間との相互作用に関する科目を提供し、現代社会で創造的に活躍できる広い視野を持った人材を育成します。

社会探究領域

ローカルとグローバルから社会問題を思考し、フィールドから発信する

身近な地域のコミュニティから広く国際社会に至るまで、さまざまな次元にある社会のしくみとそこで発生する諸問題について、地域と越境(ローカルとグローバル)という2つの枠組みで、また社会問題に焦点をあてた思考と現場(フィールド)からの発信という2つのアプローチから考察し、現代社会への卓越した視野を持った人材を育成します。

国際共創学科

留学生と共にグローバルな環境で学ぶ

世界中から集った学生が一緒に学びます。大きく変動しつつある世界の現実に対応できるように、文化間コミュニケーション能力、互いの相違を認め合う寛容性、国際舞台で求められる多角的視野と思考力、そして協調性を身に付けていきます。国際社会の抱える諸課題を理解し、新しい方向性を考えるためには、環境、災害や資源などに関する自然科学の知識を修得するとともに、文化や宗教、社会的仕組みなどに関わる人文社会科学の視点を理解することも欠かせません。IGSでは、次の3つのテーマを選びました。人間をささえる文化と異文化に出会う機会となる観光、社会の基盤に不可欠な平和とそれを構築するためのコミュニケーション能力、驚くほどの多様性を持つ環境とそれと相互的に影響し合う社会、という3つのテーマです。IGSの学生は、「文化と観光」、「平和とコミュニケーション」、「環境と社会」の3つの視点から学びます。世界中から集まった学生が分かり合うために、共通の言葉が必要です。そこでIGSの授業はすべて英語で行います。英語は世界と交流するための共通言語です。英語能力は、異文化を理解するため、他者とコミュニケ̶ションするための第一歩です。


up