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INU学生セミナーとINU修士サマースクール「地球市民と平和」2011を開催しました





修了式後の集合写真

平成23年8月5日(金)から10日(水)まで、広島市内、広島大学東広島キャンパスおよびひろしま国際プラザで、“地球市民と平和”をテーマに学生たちが討議し、国際理解を深める「INU学生セミナー」と「INU修士サマースクール」を開催しました。



INU学生セミナーは2006年から、修士サマースクールは2009年から毎年広島で開催しています。今年は、INU(International Network of Universities 国際大学ネットワーク)に加盟する7ヵ国10大学から、学生セミナーに68名、修士サマースクールに9名の学生が参加。過去最大の参加人数となりました。(参加者の内訳:海外大学/学生27名・教職員8名、立命館大学/学生6名、立命館アジア太平洋大学/学生3名・教員2名、本学/留学生6名を含む学生41名)



8月5日(金)、6日(土)には、広島市内で平和記念資料館の見学、被ばく者の方による体験講話、平和記念式典への参列、市内見学を行いました。その後、7日(日)から東広島キャンパスへ移動し、本学特任教授(前広島市長)秋葉忠利氏や国連訓練調査研究所(UNITAR)スペシャリストのベリン・マッケンジー氏ら、多彩なゲストスピーカーによる講義と、「人道的介入における国家、国際機関、非国家主体の役割」「人間を人道的介入下におく」「原子力による平和と戦争」という3つのテーマ別でのワークショップを通して様々な角度から議論が行われました。



最終日(10日(水))の「模擬国連総会」では、全参加者がサウジアラビア、イラク、ルワンダ、アメリカ、スウェーデンなど計8ヵ国の代表団に扮し、アラブ諸国の民主化運動をモデルにしたシナリオをベースに、「国際社会はその国を保護する責任があるか」という議題で、各国それぞれの立場になりきって約5時間にわたり活発で真剣な意見が交わされました。



参加した日本人学生は「困難に感じることも多いが、それ以上に色々な人との出会いや、講義・ワークショップなどから得られるものが多く、とても充実した時間を過ごすことができた」と話していました。また、海外から参加した学生は「世界中に大切なつながりができた。内容も興味深かったし、多様な人々の意見や、それぞれの生い立ちや国籍が必ずしもその人の視点を決めるわけではないということについて理解が深まった」とこのセミナーに参加した経験を評価しました。

【お問い合わせ先】

広島大学平和・国際室国際交流グループ

TEL:082-424-4346

E-mail:kokusai-ryugaku*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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