第17回広島大学講演会として、中沢新一氏による公開講演会を下記のとおり開催します。
多くの皆様のご来聴を歓迎します。
記
講 師:中沢 新一 氏(中央大学教授、宗教学・哲学)
演 題:宗教の生命力
日 時:2005年12月22日(木)16:30−18:00
会 場:広島大学総合科学部 L102教室(大講義室)
主 催:広島大学総合科学部・制作科学講座
東広島市鏡山1-7-1
(JR西条駅から広大行バスで15分、「広大西口」下車)
入場料:無料
【中沢新一氏 プロフィール】
1950年5月28日、山梨市生まれ。
1982年、東京大学大学院人文科学研究科(宗教学専攻)博士課程修了。1979年、ネパールへ赴きチベット仏教(密教)の修行を積む。帰国後、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手。
1983年、『チベットのモーツァルト』の刊行により「ニューアカデミズム」の旗手の一人と目される。インド、中国などへのフィールドワークを続ける傍ら、宗教学、民俗学、現代思想など、多肢にわたる著作を刊行。『森のバロック』、『はじまりのレーニン』、『純粋な贈与』、『フィロソフィア・ヤポニカ』、そして近年の集大成『カイエ・ソバージュ』(全五巻、講談社選書メチエ)と、その斬新な思想の流出はとどまることがない。1993年より、中央大学総合政策学部教授。
サントリー学芸賞(思想・歴史部門)、第44回読売文学賞(評論・伝記賞)、第12回伊藤整文学賞(評論部門)、第3回小林秀雄賞などを受賞多数。最近刊書には、「カイエ・ソバージュ」シリーズのほか、『僕の叔父さん——網野善彦』(集英社新書、2004年)、『モカシン靴のシンデレラ』(マガジンハウス、2005年)、『アースダイバー』(講談社、2005年)などがある。
この講演会は、広島大学の支援をうけ、学生・教職員のみならず一般市民へも開放された公開教養講演会です。どなたもご遠慮なくご来聴下さい。
今回の中沢先生のご講演に引き続きまして、来年1月には、今道友信氏(美学・芸術学)にご講演をいただく予定です。ご期待ください。
【問合せ先】
広島大学総合科学部・制作科学講座
電話:082-424-6330/6334(竹田/古東)
E-mail: kotetu@hiroshima-u.ac.jp