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広島大学とトムスク国立教育大学(ロシア)の共同開催による国際会議を開催。



 広島大学とトムスク国立教育大学(ロシア)の共同開催による国際会議が開催されました。





■9月14日から9月22日の日程で,二宮皓副学長(国際担当),平和科学研究センターの松尾雅嗣教授,国際協力研究科の岩田賢司教授,情報メディア教育研究センターの稲垣知宏助教授,国際協力研究科の大学院生Vladimir Rouvinski(日本学術振興会特別研究員)の5名がトムスク国立教育大学,ロシア科学アカデミー,ロシア教育アカデミー,トムスク市などを訪問しました。



■これは,今回,トムスク国立教育大学で国際会議「Peace Studies and Peace Discourse in Education」が共同開催され,併せて,「広島大学の日」や「広島大学紹介オフィス」の開所式などに出席したものです。



■会議では,午前に「広島大学の国際戦略」と題する二宮皓副学長の基調講演の後,松尾教授と岩田教授による講演が行われ,午後は,「紛争と平和」,「平和のための教育」をそれぞれ中心テーマとする二つの分科会が開催されました。

 前者は松尾教授,後者はロビンスキーさんが司会を務め,トムスク国立教育大学,トムスク国立大学,トムスク国立工科大学などの研究者によるそれぞれ9件の報告が行われました。



■期間中,トムスク国立教育大学のオブコフ学長との会談では,進行中プロジェクトの強化,新たなプロジェクトの発案等,実践的な話し合いを行い,協定事業の今後の発展について多くの可能性を見出しました。 また,二宮副学長はトムスク国立教育大学生への交換留学プログラムの説明、松尾教授は歴史学部の学生に講演を行い,同大学北方民族資料館の開所式に参加しました。岩田教授,稲垣助教授による講義,理論物理学科長,応用情報センター長との会談等,さまざまな活動を実施することができました。



■多くの大学を擁する大学町であるトムスクでも,大学内に国外の大学のオフィスが設置されるのは初めてということで,マスコミの取材も少なくありませんでした。

 今後,この「広島大学紹介オフィス」は,広島大学の研究と教育を紹介していくためのコア施設として,役立てていく計画です。



■トムスク国立教育大学は,開学後100年余の歴史を持ち,政治,経済,理学,文学,言語学,さまざまな分野で卒業生が活躍しており,また,ロシア国内の教育大学中第2位という評価を受けた大学です。広島大学は,2005年9月,大学間協定を締結しています。





【問い合せ先】

  広島大学国際部国際企画・連携グループ

  TEL:082-424-6046,Fax:082-424-6179



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