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シンポジウム「なぜ、大学において第二外国語が必要なのか?」



第16回 広島大学外国語教育研究センター外国語教育研究集会

シンポジウム「なぜ、大学において第二外国語が必要なのか?」



日 時:平成19年3月2日(金)13:00-16:30

場 所:広島大学総合科学部J棟3階 J307号教室



主 旨:

 最近は、英語や専門科目の学習に集中できるよう負担を少なくするという理由で第二外国語の必修枠をはずし、時間数を削減したり廃止したりする大学や高等専門学校が増えてきました。また、一部の工学系の学部学科や高等専門学校では、JABEE(日本技術者教育認定機構)の認定項目には英語しかないという理由で外国語の授業をすべて英語に切り替える動きも出ています。英語以外の言語や文化を広く学ぶ機会が、日本においては、事実上大学等に限られている現状では、国際化=英語ができるという図式のもとに、英語以外の言語の学習機会が安易に削られていくことは大きな問題をはらんでいます。しかし、こうした流れの背後には、同時にこれまでの大学等における第二外国語授業に対する不満や批判も含まれており、それを無視して単に現状維持を求める後ろ向きの議論では問題は解決しません。本シンポジウムでは、日本の大学における第二外国語教育の役割と今後のカリキュラムのあり方について、グローバル化の時代に日本人としてどう向き合うかという観点に立ち戻り、幅広く議論したいと考えています。



講演:

 「外国語教育から第二言語教育へ」

   山田 雄一郎 広島修道大学教授

 「言語学習と言語教育の、社会的背景と文化 — ヨーロッパの視点から」

   ベルナルド・カトリッセ ベルギー フランドル交流センター館長

 「第二外国語教育の歴史的な変遷と改革のための一試案」

   岩崎 克己 広島大学外国語教育研究センター助教授



【問い合わせ先】

広島大学外国語教育研究センター事務室

Phone: 082-424-6424 / Fax: 082-424-6400

E-mail: flare@hiroshima-u.ac.jp


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