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[研究成果]超伝導転移温度の高さと電子対の強さをつなぐ法則を発見



広島大学大学院理学研究科の井野明洋助教、大阪府立大学大学院工学研究科の安齋太陽助教、東京大学大学院理学系研究科の内田慎一元教授らの研究グループは、超伝導転移温度の高さと電子対の強さをつなぐ法則を発見し、平成25年5月13日(月)に東京オフィスで記者会見を行いました。



記者会見の様子


質問に答える井野助教(写真左。右は安齋助教)

これまで未解明だった銅酸化物系の高温超伝導の発生の仕組み。

今回、その解明に利用したのが、“放射光”

本学放射光科学研究センターの高輝度シンクロトロン放射光を用いて実験を行い、超伝導機構の核心部分を捉えました。

今回された発見された関係式を用いることで、送電ロスのない電線材料の開発や、さらなる高温超伝導物質の発見につながることが期待されます。

この研究成果は、英国の科学雑誌「Nature Communications」電子版4巻(記事番号:1815)に掲載されました。



【お問い合わせ先】

 (研究内容に関すること)

   大学院理学研究科 井野 明洋

   TEL:082-424-7471

   E-mail:ino*hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)



 (記事に関すること)

   学術・社会産学連携室広報グループ

   TEL:082-424-4657

   E-mail:koho*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)



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