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【研究成果】歯の喪失とアルツハイマー病の関係を動物実験で解明



広島大学大学院医歯薬保健学研究院の是竹克紀助教、宮本泰成助教、病院の大上博史歯科診療医、奥羽大学の赤川安正学長(広島大学名誉教授)、名古屋市立大学大学院医学研究科の道川誠教授らのグループは、歯の喪失がアルツハイマー病の病態を悪化させることを、マウスを用いた実験で明らかにし、平成25年6月20日(木)に東京オフィスで記者会見を行いました。





記者会見の様子





説明を行う赤川奥羽大学長(広島大学名誉教授)

(写真左。右は道川名古屋市立大学教授)

これまで歯の喪失がアルツハイマー病のリスクを高めることは疫学調査から知られていますが、そのメカニズムは分かっていませんでした。歯の喪失(臼歯の咬み合わせの喪失)がアルツハイマー病を悪化させることを、アルツハイマー病モデルマウスを用いて、学習・機能面と神経病理学側面から証明したのは世界で初めてです。

今後の波及効果として、歯の喪失を防げば、認知症の発症予防や進行抑制につながることが期待されます。

この研究成果は、平成25年7月4日付の英国科学誌「Behavioural Brain Reserch」電子版に掲載されました。



【お問い合わせ先】

(研究内容に関すること)

病院 歯科診療医 大上 博史

TEL:082-257-5677

E-mail:hiroshi-o*hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)



(記事に関すること)

学術・社会産学連携室広報グループ

TEL:082-424-6762

E-mail:koho*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


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