平成25年10月2日(水)、広島県立美術館と広島大学大学院教育学研究科・教育学部は、これまでの協力関係を更に発展させて、広島県内の美術文化の振興や美術分野における学校教育及び生涯教育の発展に貢献できるよう、学術研究・教育活動の分野において総合的・体系的な連携協力を進めるために、協定を締結いたしました。
協定締結式は県立美術館会議室において行われ、越智裕二郎美術館長と宮谷真人大学院教育研究科長が協定書を取り交わしました。
中国地方でも最大規模の展示面積を有する広島県立美術館が大学と連携協定を締結するのは初めてです。
本協定により、子供から高齢者までを対象とする鑑賞教育プログラムの作成・実践、グローバルに活躍できるアートマネジメント人材の連携した育成、江戸時代を中心とする近世美術の連携した調査研究や、学生教育においては理論的部分と実践的活動を統合した学習の機会が得られ、学校や社会における教育者としてのより高い能力、資質を身につけることができると期待されます。
今後、教育学研究科 菅村 亨教授(造形芸術教育学講座)を連携の窓口として、県立美術館において助言指導を行うとともに、県立美術館と研究科との連携ニーズの調整を行うこととしています。
越智裕二郎広島県立美術館長(左)と、宮谷真人広島大学大学院教育研究科長(右)
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広島大学教育学研究科運営支援グループ 川西 健二
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