第12回「文藝学校」講演会 |
広島大学大学院文学研究科が鳥取県米子市のNPO法人「本の学校」と共同で毎年秋に開催しています
「文藝学校」講演会を、今年も下記の要領で開催いたします。
皆様ふるってご来聴ください。 |
(画像をクリックすると拡大版がご覧いただけます。PDF:1.1MB) |
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【 日 時 】 平成26年11月8日(土) 午後1時30分~5時 |
【 会 場 】 鳥取県米子市 「本の学校」今井ブックセンター 2階 多目的ホール |
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【 講師と演題・要旨 】 |
1.溝渕 園子(総合人間学講座・准教授)
ロシア文学のなかの「日本人」
【要旨】日本文化への国際的な関心についてニュースなどで報じられますが、かつて「外国」の目には、日本文化や日本人はどのように映っていたのでしょうか。20世紀ロシア文学にもさまざまな「日本人」が登場します。いくつか例を読み解きながら、その背景の一端を探っていきましょう。 |
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2.妹尾 好信(日本・中国文学語学講座 教授)
世界記憶遺産・道長自筆『御堂関白記』の和歌
【要旨】平安時代の最高権力者だった藤原道長の自筆日記『御堂関白記』が京都の陽明文庫に残っていて、昨年ユネスコの「世界記憶遺産」に登録されました。漢文で書かれた一見無味乾燥な日記ですが、実は8首の和歌が記されています。それらを読み解くことで道長の人柄にふれてみましょう。 |
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3.松本 陽正(欧米文学語学・言語学講座 教授)
小説を読み解くワクワク感
【要旨】20世紀文学を代表する名作、アルベール・カミュ『異邦人』(1942) を取りあげます。この小説は一人称で書かれていますが、一人称のナレーションによる効果を中心にお話しし、小説を読み解く面白さ、ワクワク感の一端をご紹介します。 |
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【 主 催 】 広島大学大学院文学研究科・NPO法人「本の学校」
【 共 催 】 株式会社今井書店グループ・「本の学校」郁文塾 |
入場無料
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【お問い合わせ先】NPO法人「本の学校」(TEL0859-31-5001/FAX0859-31-9231) |
電子メール b-schule☆imaibooks.co.jp(☆を半角@に置き換えて下さい) |