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本学卒業生の堀川惠子さんが第47回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞されました



4月6日、第47回大宅壮一ノンフィクション賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が東京都内で開催され、書籍部門に本学総合科学部卒業生(平成4年卒)の堀川惠子さんの『原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年』(文藝春秋刊)が選ばれました。



大宅壮一ノンフィクション賞は「ノンフィクション分野の芥川・直木賞」をめざし、「新しいノンフィクション作家の登場を促すとともにすぐれた作品を広く世に紹介する」ことを目的に創設され、書籍部門と雑誌部門に分かれています。

今回の受賞作は、引き取り手のない原爆犠牲者の遺骨約7万柱がまつられた広島の平和記念公園の原爆供養塔に光を当てた作品です。第15回早稲田大学ジャーナリズム大賞も受賞しています。

堀川さんは総合科学部を卒業後、広島テレビ記者・デスクを経て、平成17年からフリーとしてドキュメンタリー制作やノンフィクション執筆に取り組んでいます。この間、死刑制度をテーマにした一連の作品で講談社ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞なども受賞されました。

堀川さんは平成26、27年の総合科学部公開講義「総合科学へのいざない」でも講演していただいています。

【この記事に関するお問い合わせ先】

広島大学 社会産学連携室広報部広報グループ

TEL:082-424-3701


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