国立大学法人広島大学(学長:越智 光夫、広島県東広島市、以下「広島大学」)と復建調査設計株式会社(社長:小田 秀樹、広島市、以下「復建調査設計」)は、2016年5月17日付けで包括的研究協定を締結しました。
広島大学と復建調査設計は、これまでも、工学研究院における環境工学分野での共同研究などを通じた協力実績がありますが、本協定の締結により、これまでの連携実績をさらに発展させ、社会基盤整備や維持管理、国土防災、環境創出・自然再生と地球環境保全などの分野の技術開発において,双方が有する幅広い資源を総合的に活用し,研究や人材育成などに協力して取組むことにより,得られた成果を通して,復建調査設計の事業,広島大学の教育研究及び社会に貢献することに取組みます。
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協定書を手に記念撮影する越智学長(左)と小田社長 | 記念撮影 |
【期待される連携・協力内容】
■社会基盤の建設・維持管理に関する分野、土砂災害や地震災害に備える防災・減災、環境保全に関する分野に関する取組み
工学研究院との瀬戸内海海域環境改善やバイオマスエネルギーの有効活用等の共同研究・連携の継続実施に加え、包括的研究協力に基づき、老朽化する社会資本の維持管理や、昨今多発する土砂災害・地震災害への対応、ASEAN諸国を始めとする国々のインフラ整備協力など、より広範な分野での学際的研究・技術開発を進めて行きます。
■ビジネスと教育研究の国際化、海外展開に関する取組み
ミャンマーでの産学連携事業強化を共同で検討しています。たとえば、本年夏には、ヤンゴンにて、復建調査設計、広島大学、地元大学の共催で「交通渋滞解消」をテーマに産学官合同セミナーを開催予定です。同じく本年夏、ベトナム・ホーチミンにて、復建調査設計、広島大学とそのベトナム拠点であるベトナム国家大学ホーチミン校の共催で、「環境汚染の解決」をテーマに開催予定です。今後、同社との国際的なインターンシップ・プログラムも進める予定です。
【お問い合わせ先】
〔復建調査設計の包括協定について〕
広島大学 産学・地域連携センター 担当:平見
TEL: 082-424-4313 FAX : 082-424-6189
E-mail:nhirami*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)
〔本学の包括協定全般について〕
広島大学社会産学連携室社会連携部社会連携グループ 担当:小田
TEL:082-424-5871 FAX : 082-424-6031
E-mail:sangaku-renkei*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)