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ソプラノ歌手・中丸三千繪広島大学客員教授の声楽公開授業を開催しました



平成28年10月25日、世界各国で活躍するソプラノ歌手であり、今年10月から広島大学客員教授の中丸三千繪氏による声楽公開授業を開催し、学生だけでなく、音楽ファンの地域住民の皆様など約100人が受講しました。



中丸氏は以前から本学の大学病院のロビーコンサートや入学式にご出演いただいていましたが、授業を行っていただくのは初めてのことです。



授業では、アルバイトに精をだした高校・大学生活、大学受験前にたまたま聞いた音楽から「声は世界に1つしかない楽器だ」と感じて声楽の道に進むことに決めた運命の瞬間、そして、世界を駆け巡ってオーディションとステージに明け暮れた時代などをお話しいただきました。受講生たちは、中丸氏の“今”が、多様な経験と大変な努力に裏打ちされたものであることを知りました。

その後の個人レッスンでは、受講した学生3人に対して、それぞれの課題に沿って、全身運動とともに行う発声練習の方法などを熱心に指導いただきました。

受講した学生たちは大変刺激を受けた様子で、「中丸先生の体に触れて、体の使い方を感じとることができた」「発声練習で体を動かすことがなかったので、練習方法に驚いた」と感想を述べ、さらには「今日学んだことをしっかり消化して、日々取り組んでいきたい」と今後の意気込みを語りました。

今回の客員教授就任の理由について、中丸氏は「国際コンクールに出たいという志のある学生を見つけだし、出場のお手伝いがしたい」と話し、そのためには、「なにごともできるまで諦めない気持ちが必要だ」と本学の学生にエールを送っていただきました。



なお、11月5日(土)に開催するホームカミングデーでは、スペシャル企画として「中丸三千繪氏による「オペラ&トークショー」が開催されます。ぜひ、日本が誇るディーバのミニコンサートの鑑賞に東広島キャンパスへお越しください。

【問い合わせ先】

広島大学社会産学連携室広報部広報グループ

E-mail:koho*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えて送信してください)


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