広島大学は、「教育を受ける機会均等を保障すること」、とりわけ、障害のある学生へのきめ細かな対応をその重要な柱の一つとして位置づけ、全学体制で取り組んできました。
この度、障害学生就学支援委員会とボランティア活動室を基盤とした運営組織を改編し、新たにアクセシビリティセンターを開設しました。 このことによって、本学のアクセシビリティ支援のさらなる質的向上、並びに、アクセシビリティ教育とそれに基づく人材育成プログラムを拡充し、すべての学生が学びやすい修学環境を整備すると共に、社会のユニバーサルデザイン化を推進できる人材を輩出していく所存です。
この度、アクセシビリティセンター開設にあたって、下記の要領で特別講演会を開催します。講演会では、アクセシビリティセンターの取組紹介と並んで、情報社会を担う人材育成推進のための包括協定を本学と締結しているマイクロソフト株式会社から講師をお招きし、障害の有無や身体特性、年齢や言語・文化の違いに関わらず、「誰もが、利便性を享受できる豊かな社会」の創出をめざして、幅広い観点から話題を提供します。多くの皆様方のご参加をお願い致します。
【特別講演会】
日 時: 平成20年5月19日(月) 14時30分—16時30分
場 所: 総合科学研究科 第1会議室(総合科学研究科 事務棟3階)
対 象: 教職員、学生、一般
参加費: 無料
主 催: 広島大学 アクセシビリティセンター
(プログラム)
14:30- 開会
進行: アクセシビリティセンター准教授 山本 幹雄
開会の辞 アクセシビリティセンター長 佐野(藤田)眞理子
学長式辞 広島大学長 浅原 利正
『アクセシビリティセンター開設にあたって』
来賓祝辞 文部科学省 高等教育局学生支援課長 村田 善則 氏
14:45-15:15
講演 『アクセシビリティセンターのミッション』
アクセシビリティセンター長 佐野(藤田)眞理子
15:15-16:15
特別講演 『マイクロソフトの最新技術とアクセシビリティ』
マイクロソフト株式会社 業務執行役員 CTO(最高技術責任者)
加治佐(かじさ) 俊一 氏
16:15-16:25 質疑応答
16:25-
閉会の辞 アクセシビリティセンター長 佐野(藤田)眞理子
当日は、情報保障として、パソコン要約筆記、拡大コピー資料、点訳資料等を用意します。必要な方は、事前に下記のメールアドレスまでお問い合わせください。
なお、資料準備と参加者数把握のため、参加希望の方は5月15日(木)までに、下記のメールアドレス宛に一報くだされば幸いです。もちろん、当日受付も歓迎いたします。
(問い合わせ先)
広島大学 アクセシビリティセンター
〒739-8521 東広島市鏡山1-7-1(東広島キャンパス、総合科学研究科事務棟2階)
TEL&FAX: 082-424-6324
E-mail:achu@hiroshima-u.ac.jp
※@は半角@に変換の上、送信してください。
【講師プロフィール】
○加治佐(かじさ) 俊一 氏のプロフィール
1989 年、マイクロソフト株式会社に入社。OS/2、Windows NT、BackOffice、Windows 98、Windows 2000、Windows XP、Windows Vista などのプラットフォーム製品の日本市場に対する開発を統括。
1999 年より、マイクロソフト プロダクト ディベロップメント リミテッド (現 マイクロソフト ディベロップメント株式会社) 次席代表 兼 ウィンドウズ開発統括部部長を経て、2006 年 10 月より、マイクロソフト株式会社 最高技術責任者 (CTO - Chief Technology Officer)。(MS ホームページから)