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共同研究講座「次世代自動車技術共同研究講座 藻類エネルギー創成研究室」を設置しました

広島大学では、大学院理学研究科にマツダ株式会社との共同研究講座「次世代自動車技術共同研究講座 藻類エネルギー創成研究室」を4月1日付けで設置しました。この共同研究講座には東京工業大学生命理工学院の太田啓之教授も研究協力者として参加します。

このたび設置した共同研究講座は、再生可能な液体燃料の普及・拡大の実現に向けて、藻類から製造するバイオ燃料の課題を解決するため、藻類の高性能化を高効率かつ高精度に可能とするゲノム編集技術の研究および高性能藻類の生産性を高める最適培養環境の導出研究を目的とします。

4月28日、東広島キャンパスにおいて記者説明会を開催し、本共同研究講座設置の目的、実用化に向けた課題などを同講座の坂本敦教授、山本卓教授などが説明しました。

坂本教授は、「食糧としても消費する植物を用いず、生産時にCO2削減も期待できる「微細藻類バイオ燃料」の普及に注目が集まっています。本学のゲノム編集技術、植物生理学研究と東京工業大学の微細藻類高性能化研究を組み合わせて、CO2排出を大幅削減できるバイオ燃料の実用化に向けた道筋をつけたいと考えています。」と語りました。

記者説明会の様子

本共同研究講座における共同研究資金の一部は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による研究成果展開事業「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)」からの支援を受けて行います。

お問い合わせ先

【研究に関すること】

広島大学大学院理学研究科 教授 坂本 敦

E-mail:ahkkao*hiroshima-u.ac.jp

広島大学大学院理学研究科 教授 山本 卓

E-mail:tybig*hiroshima-u.ac.jp

【共同研究講座に関すること】

広島大学社会産学連携室 社会連携グループ 末次 元

E-mail:mazda-syukan*office.hiroshima-u.ac.jp

(*は半角@に置き換えてください)


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