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「平成の原爆焼」展示会における説明会を開催しました

平成の原爆焼

2017年7月27日(木)、広島大学霞キャンパスの医学資料館において、「平成の原爆焼」展示会における説明会を開催しました。

「平成の原爆焼」は、広島大学原爆瓦発送之会(会長:嘉陽礼文:かようれぶん)が、原爆による犠牲者への慰霊、記憶の継承ならびに被爆者の心のケアを目的として考案した水盤(生け花や盆栽に使う浅い器)です。現在でも被爆の遺品が出土する元安川の砂利を入れ込み、青色の釉薬で仕上げて元安川に沈んでいる遺品を象徴するものと、多くの被爆犠牲者が埋葬された似島の砂利を入れ込み、白色の釉薬で仕上げて土に埋葬されたご遺体を象徴するものとの2種類があります。

7月27日(木)~8月7日(月)までの期間、原爆養護ホームの入居者、広島大学の学生や留学生らと共同で製作した50個を、同資料館において展示します。来館者から希望があれば、申込書に必要事項に記載をいただき、後日、無償で寄贈をします。

嘉陽会長は、原爆焼を寄贈された方々に対して、「何故これを作るに至ったのかを考えてもらった上で、慰霊の対象として保管してもらいたい。時代が流れても、戦争が美化されることなく、後世へ受け継がれていってもらいたい」と語りました。

多くの報道陣を前に説明する嘉陽会長

多くの報道陣を前に説明する嘉陽会長

被爆者の製作した平成の原爆焼

被爆者の製作した平成の原爆焼

【お問い合わせ先】

広島大学原爆瓦発送之会会長(担当:嘉陽)

TEL:090-1185-1620
Mail:kayo123*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)


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