• ホームHome
  • 平成29年度第1回平和科学研究センター主催国際シンポジウム「原爆体験・戦争記憶の継承~託す平和遺産」を開催しました

平成29年度第1回平和科学研究センター主催国際シンポジウム「原爆体験・戦争記憶の継承~託す平和遺産」を開催しました

平成29年度 第1回平和科学研究センター主催国際シンポジウム

2017年8月2日(水)、広島大学東千田キャンパスの未来創世センターにおいて、「原爆体験・戦争記憶の継承~託す平和遺産」を開催しました。

冒頭挨拶で、越智光夫学長は、「広島大学は建学精神に則り自由で平和な国際社会の構築に貢献します。その中でも平和科学研究センターが中心となって、原爆・被ばくに関する研究、平和構築などの分野における平和研究に力を入れ、広島大学の平和、日本の平和研究を牽引してもらいたい」と語りました。

本学からは平和科学研究センターの川野徳幸センター長が継承の課題について、広島平和記念資料館の志賀賢治館長が次世代に引き継ぐ平和記念資料館についての講演を行いました。続いて、英国シェフィールド大学のグレン・D・フック名誉教授には沖縄の記憶と軍事基地の終わらない戦争と題した基調講演を、グラスコー大学のアンドリュー・ホスキンス教授にはメディアと作られる戦争記憶と題した特別講演を賜りました。その後、同センターのルリ・ファン・デル・ドゥース客員研究員に参加型継承のための原爆体験・記憶分析の講演を行いました。

100人定員の会場は満席で、本学国際協力研究科の片柳真理教授がモデレーターを務めたパネルディスカッションでは、会場からの意見や質問に各講演者が解説・回答をするなど、さまざまな意見交換がおこなわれました。

多くの出席者で満席となった会場

多くの出席者で満席となった会場

パネルディスカッションで意見交換する講演者

パネルディスカッションで意見交換する講演者

【お問い合わせ先】

広島大学平和科学研究センター(東千田キャンパス)(担当:下手)

TEL:082-542-6975
FAX:082-542-0585
Mail:heiwa*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)


up