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資料展示展「爆心地から生きる」オープニングセレモニーを開催しました

平成29年8月3日(木)、原爆放射線医科学研究所は、8月4日から広島大学医学部医学資料館で開催される資料展示展「爆心地から生きる」オープニングセレモニーを開催しました。
このオープニングセレモニーには、本年3月に原医研に貴重な資料を託された鎌田名誉教授にご出席いただき、鎌田先生のこれまでの研究活動に関する資料を確かに受け取り、今後も当研究所がその意思を受け継いでいくことを表し、松浦原爆放射線医科学研究所長から資料受領書を授与しました。

資料受領式の様子

また、資料受領式後、鎌田名誉教授からご講演をいただき、「近距離被爆生存者に関する総合医学的研究」を通じて、爆心地500m以内の被爆生存者78人の健康調査に長年取り組んでこられたこと、100冊以上のファイルから成る近距離被爆者の皆様の資料ファイルを広島大学に託されたことなどをご説明され、「世界に二つとない貴重な資料であり、これからの世代に広島大学だから継承しなければならない」との視点に立って、維持・管理し、調査・研究してほしいと語られました。

セレモニーに続いて、医学資料館で展示内覧会を行いました。
内覧会には、被爆者の光藤千代子さんも参加され、鎌田名誉教授から展示資料の説明を受け、熱心に耳を傾けておられました。

光藤さんに展示資料を説明する鎌田名誉教授

 

※展示展「爆心地から生きる-近距離被爆者の医療をたどって-」の詳細については、こちらをご覧ください。

【お問い合わせ先】

広島大学原爆放射線医科学研究所 附属被ばく資料調査解析部
TEL:082-257-5877
FAX:082-257-5878
E-mail:kohosha*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください。)


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