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広島原爆養護ホーム舟入むつみ園へ「平和と自由の鳩」を寄贈しました

10月12日、広島原爆養護ホーム舟入むつみ園へ「平和と自由の鳩」を寄贈しました。

贈呈式の冒頭で、越智光夫学長は、「原爆の悲惨さという記憶を後世に継承していくためには形として残しておくことが大事」とあいさつしました。

寄贈を受けて、公益財団法人広島原爆被爆者援護事業団の高井巌理事長は「1人でも多くの人にオブジェを見てもらい、平和のメッセージを伝えていきたい」とお礼の言葉を述べました。

今回の学長の発案を受けて、鳩の作成を担当した広島大学原爆瓦発送之会の嘉陽礼文会長は「被爆者とご遺族の方々には悲惨な記憶を甦らせてしまうので申し訳ない思いと同時に、この記憶の継承という役割を担った私たちの支援をしていただいて感謝の言葉もない」と語りました。

「平和と自由の鳩」は、被爆から72年となる本年8月6日の平和企画として、原爆による犠牲者への慰霊、核兵器や戦争の無い平和な未来実現への思いを込めて、舟入むつみ園の被爆者の方々、本学教職員学生、PEACE学生交流プログラム留学生が協働して制作した陶器のオブジェです。制作にあたっては東広島市在住の陶芸家、中屋夫妻に御協力を頂きました。原爆投下直後に多くの方々が水を求めて飛び込み亡くなられた元安川の砂利と、数千柱が埋葬された似島の砂利を埋め込んであります。
(砂利採取に際しましては関係省庁ならびに地権者の許可を取得しております)。

むつみ園の方々に披露された平和と自由の鳩

佐藤理事から高井理事長へ目録を寄贈

むつみ園の入居者を前に挨拶する越智学長

むつみ園の入居者と握手を交わす越智学長

【お問い合わせ先】

広島大学原爆瓦発送之会会長(担当:嘉陽)

TEL:090-1185-1620
E-mail: kayo123*hiroshima-u.ac.jp (注:*は半角@に置き換えてください)


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