広島大学大学院理学研究科地球惑星システム学
教授 片山 郁夫
TEL:082-424-7468
FAX:082-424-0735
E-mail:katayama*hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)
静岡大学理学部地球科学科
講師 平内 健一
TEL:054-238-4735
FAX:054-238-0491
E-mail:hirauchi.kenichi*shizuoka.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)
広島大学大学院理学研究科の畠山航平さん(博士課程後期1年)と片山郁夫教授らの研究グループは、室内における岩石の透水実験の結果をもとに、海水の減少を示唆する海洋プレートの含水モデルを提唱しました。地球では表層に加え、地球内部でも水の循環が働いており、地球内部へ運び込まれる水の量が定量的に解明されれば、地球でなぜ海が存在し続けられたのか、また海がいつまで存在し得るのかについて新たな知見が得られると期待されます。
この成果は、英国Nature Publishing Groupのオンライン科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されました。
海洋プレートの含水モデル(従来のモデルvs新たなモデル)
*新たなモデルでは,これまでよりも多くの水を取り込むため,海水の減少量が多くなる。
「地球は青かった」とは、人類で最初に地球を飛び出したガガーリンの言葉ですが、その地球を特徴づけている海の存在も無限のものではありません。今回の研究により、地球でなぜ海が存在したのか、他の惑星では海が存在しないのか、これから地球はどうなるのか、などについての答えに少しでも近づければと思います。
広島大学大学院理学研究科地球惑星システム学
教授 片山 郁夫
TEL:082-424-7468
FAX:082-424-0735
E-mail:katayama*hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)
静岡大学理学部地球科学科
講師 平内 健一
TEL:054-238-4735
FAX:054-238-0491
E-mail:hirauchi.kenichi*shizuoka.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)
掲載日 : 2017年10月24日
Copyright © 2003- 広島大学