2017年10月16日～18日、タイのバンコクで、タイ政府主催による、「From Policy to Classroom」をテーマにした「第10回教員能力開発のための教育エキスポ：EDUCA2017」が開催されました。同エキスポの日本パビリオンに広島大学も教育開発国際協力研究センター (CICE)及びダイバーシティ研究センターが中心となって出展しました。

広島大学のブースでは、本学やCICEの紹介に加えて、現在、文部科学省の「日本型教育の海外展開事業（EDU-Portニッポン）」公認プロジェクトとしてCICEがネパールにおいて実施している「ネパールに対する子どもの主体性を培う『日本型防災教育モデルBOSAI』を用いた安全で安心な学びの環境づくり支援」パイロット事業の概要と進捗を展示しました。また、文部科学省「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」補助事業の活動としても位置付けていることから、ダイバーシティ研究センターの活動紹介を行うとともに、タイや他国との教育・研究機関との共同研究へ向けてのマッチングに尽力しました。

同エキスポでは、産学官からの教育関連展示に加えて、国際的な専門家によるシンポジウムやセミナーが行われ、現地の教員や教育関係者、研究者、教員を目指す大学生などが多数立ち寄り、大盛況でした。広島大学への留学に関心がある教員や学生も多くブースを訪れ、パンフレットなどを手に取り、広島大学で学ぶことに興味を示していました。

ネパールでBOSAIプロジェクトを実施しているネパール専門家（NGO関係者）が教材(防災マップ)を使ってタイの教員や学生に説明