国立天文台所属であった1.5m赤外シミュレーター(光学望遠鏡)を広島大学が譲り受けることとなり,3月31日にその所有権の移管が行われました。
望遠鏡そのものは現在東京三鷹の国立天文台内に置かれていますが,4月1日に新設された広島大学宇宙科学センターの観測サイト(天文台)に,平成17年夏までに移設される予定です。
なお,望遠鏡を設置する宇宙科学センターの観測サイト(天文台)としては,1年以上にわたって続けられた,岡山県鴨方町から東広島市周辺におよぶ広範囲の調査の結果,広島大学の近くでは,東広島市南東部の福成寺周辺が科学的適地として有力な候補地となりました。今後,夏までに更に精密な調査を継続し,天文台建設地としての適地を絞り込む予定です。
【お問い合せ先】
学術部研究支援グループ
電話(082)422−7111(内線5860)