• ホームHome
  • 【研究成果】理学研究科 安倍学教授の研究が学術誌「Chemistry – A European Journal」のHot Paperに選ばれました

【研究成果】理学研究科 安倍学教授の研究が学術誌「Chemistry – A European Journal」のHot Paperに選ばれました

このたび、広島大学大学院理学研究科 安倍学教授と台湾中央大学のTsai教授らの中間体に関する研究成果が、欧州の16化学会の連合体である ChemPubSoc Europeの機関誌『Chemistry - A European Journal』において、Hot Paperの一つに選ばれるとともに、表紙を飾りました。

また、本研究は化学ニュースサイト『ChemistryViews』において注目記事の一つに選ばれ、紹介されました。

化学反応は原子と原子の結びつき(=結合)が切れたり(開裂)つながったり(形成)して成り立っています。均一的な結合の開裂と形成過程においては、これまで化学反応の選択性を決める役割を持つ中間体は2種類しかないと信じられていましたが、本研究によって3つ目の新しい中間体が発見されました。本研究成果により、今まで理解できていなかった化学反応の選択性を理解する事ができるようになり、その新たな展開によってより効率的な化学反応の開発につながりました。

  • Chemistry - A European Journal オンライン版はこちら(Wiley Online Libraryページに移動します)
  • 紹介ページはこちら(ChemistryViewsページに移動します)

論文情報

  • 掲載雑誌: Chemistry: A European Journal (2018)
  • タイトル: Unusually Long‐Wavelength Emissions of Cyclopropanes: New Insight into C−C Bond Homolysis
  • 著者: Manabu Abe, Kousei Kanahara, Norito Kadowaki, Chun‐Jui Tan, Hui‐Hsu Gavin Tsai
  • https://doi.org/10.1002/chem.201800671
【お問い合わせ先】

広島大学大学院理学研究科
教授 安倍 学

TEL: 082-424-7432
E-mail: mabe*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


up