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ウィーン国立音楽大学の学生を招き、本学の学生・教職員および被爆二世の三味線奏者(慰霊コンサートのみ参加)らで原爆養護ホームでの慰問コンサートや平和公園での慰霊コンサートを開催しました。
このコンサートは、「自由で平和な一つの大学」という建学の精神を継承し、本学の基本理念のひとつである「平和を希求する精神」に基づき、被爆70年にあたる2015年から毎年行っており今年で4回目となります。
11月29日には、原爆養護ホームむつみ園で慰問コンサートを行いました。今年のプログラムには、参加した約60人の被爆者の方と一緒に「夕焼け小焼け」などを歌う場面もありました。コンサート終了後には演奏者が参加した被爆者一人ひとりに握手しながら言葉をかけて回りました。
12月1日には、原爆ドーム対岸の元安川テラスおよび平和公園供養塔前で原爆死没者慰霊コンサートを開催し、原爆の犠牲として亡くなられた方々の御霊に捧げるため、元安川と供養塔に向かって演奏しました。
ウィーン国立音楽大学の学生は「音楽は世界共通の言葉。原爆で亡くなられた方々に、慰霊の気持ちが届くような演奏を心掛けた」「亡くなられた方々の魂は目の前におられる。そのような場所での演奏会を企画して下さった広島大学の皆様に感謝します」と話しました。

むつみ園での演奏

コンサート終了後、むつみ園の方との交流

元安川テラスでの演奏

供養塔前での演奏
【お問い合わせ先】
広島大学国際交流グループ (担当: 嘉陽)