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広島大学は2月11日、同学霞キャンパス広仁会館において「第3回広島大学SDGsシンポジウム―Innovation, Collaboration, Transformation for Peace and Sustainability―」を開催しました。SDGsへのさらなる貢献を図る大学と企業との連携のあり方を議論の焦点とし、学外から各界専門家9人、学内から教員4人がそれぞれ報告を行いました。
全体を三部構成とした第一部では、ポール・シュリバスタヴァ氏(ペンシルバニア州立大学サステナビリティ研究所長)、春日文子氏(フューチャー・アース国際事務局日本ハブ事務局長)、谷口真人氏(総合地球環境学研究所副所長・教授)がそれぞれ登壇し、多様なステークホルダーとの協働や連携を推進する国際協働研究プラットフォーム「フューチャー・アース」の観点から、この種の連携の特色や最新事情について報告がありました。
続く第二部では、福井陽一氏(環境省地球環境局国際連携課)が政府の視点から日本の先進事例を鳥瞰し、浦嶋裕子氏(MS&ADインシュアランスグループホールディングス総合企画部サステナビリティ推進室)が具体例を詳述しました。
第三部では、防災、MaaS、感性イノベーション、ダイバーシティ等を題材に、本学の特色ある研究チームとその連携企業とで進行中の事例をもとにそれぞれの立場から発表があり、後半には参加者も含めて意見交換を行いました。
当日は、県外者も含む131人が参加し、登壇者間だけでなく参加者との意見交換も活発に行われ、大変盛況でした。SDGsの開発目標の一つである「パートナーシップで目標を達成しよう」と謳うGoal17のリアルな問題と対策について理解を深める貴重な機会となりました。
第3部における報告の様子
広島大学FE・SDGsネットワーク拠点