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モーリー・ロバートソン氏が講演「科学的知見を社会に分かりやすく『伝える』ことが重要」(世界に羽ばたく。教養の力)

モーリー・ロバートソン氏が講演「科学的知見を社会に分かりやすく『伝える』ことが重要」(世界に羽ばたく。教養の力)

4月19日、特別講義「世界に羽ばたく。教養の力」の第3回目が行われ、国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏が講演しました。会場の東千田未来創生センターでは、医学部・歯学部・薬学部の新入生らを中心に約400人が受講し、モーリー氏の講演に熱心に耳を傾けました。

モーリー氏は、現在欧米で加速化している麻疹の反ワクチン運動などを例に挙げ、「科学的な知見は、社会に便益をもたらすものであるが、その基礎となる部分が社会で広く共有されていない」と述べました。そして、広大生には「しっかり勉強して、その人のリテラシー(能力)のレベルで分かるように『伝える』ことが皆さんの使命だと思います。頑張ってください。」とエールを送りました。

自身のテレビ出演の話から最新の時事ニュースまでがユーモアたっぷりに語られ、会場は終始笑いが絶えず、和やかな雰囲気に包まれていました。

講演後、宮谷理事・副学長からモーリー氏に「特別招へい教授」の称号が授与されました。

参加した学生からは「今までは自分自身が知識を蓄えたらそれで良いと思っていたけど、今日の講義で、学んでいない人に『伝える』ことが自分の役割の一部なのだということに気付いた」(医学部1年)や、「モーリーさんは日本に入ってこないようなニュースにもアンテナを張っていて、教養が高いと感じた」(薬学部1年)といった感想がありました。

学生の質問に答えるモーリー氏

学生の質問に答えるモーリー氏

「特別招へい教授」の称号授与(右がモーリー氏、左が宮谷理事・副学長)

「特別招へい教授」の称号授与
(右がモーリー氏、左が宮谷理事・副学長)

【お問い合わせ先】

広島大学 教育推進グループ (教養教育担当)

E-mail:gsyugaku-group*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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