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被爆者として核兵器廃絶運動に取り組むサーロー節子氏が11月18日、本学東広島キャンパスにて、講演しました。
サーロー氏は約1時間にわたって講演し、自身の体験を踏まえて、被爆者の思いとともに、核廃絶に向けて一人一人が行動していくことの大切さを訴えました。サーロー氏は13歳の時に、勤労動員先の軍の司令部で被爆し、建物の下敷きになりましたが九死に一生を得ました。「生き残った者として、世界の人たちに体験を伝えなければならない」と反核運動に立ち上がった思いを語り、「唯一の被爆国である日本が核兵器禁止条約を批准しないのは恥ずかしい。一人一人がアクションを起こしてほしい」と締めくくりました。講演会には市民や学生、留学生ら約160人が参加し、熱心に耳を傾けていました。
講演後は学生との意見交換会も開かれ、参加した学生から「広島大学の学生として、世界平和にどのように貢献できますか」などの質問もあり、活発なディスカッションが行われました。

開会挨拶する越智学長

講演するサーロー節子氏

講演会の様子

感謝状および記念品の贈呈

学生との意見交換会の様子

参加した学生との記念撮影
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広島大学国際交流グループ