9月20日から22日、サクロクオーレ・カトリカ大学(イタリア)で、INU(国際大学ネットワーク)理事会および年次総会が開催されました。 総会には、サクロクオーレ・カトリカ大学、フリンダース大学(豪)、ジェイムズ・マディソン大学(米)、レスター大学(英)、立命館大学(日)、マルメ大学 (スウェーデン)、キョンヒ大学(韓)から学長、副学長等が出席しました。本学からは、山根理事・副学長(研究担当)、西谷副理事(国際平和担当)、坂口 留学交流グループリーダー、梅村国際企画コーディネーターが出席しました。 総会では、本年8月に広島大学で開催された第4回INU学生 セミナーおよび第1回修士サマースクールについて、同セミナーに参加したサクロクオーレ・カトリカ大学の学生が感想や有意義だった点を述べ、また、西谷副 理事とINU事務局から参加学生からの評価を報告しました。同総会において両プログラムとも高い評価が得られ、さらなる加盟大学の協力のもと、来年度以降 も引き続き広島大学で開催されることが確認されました。これまでアソシエート・メンバーだったブダペスト工科経済大学がネットワークから退会することが決定し、また今後、ヨーロッパや南北米、中国、アフリカなどで加盟校を増やす方針で合意しました。 また、併せてInternational Officers Special Interest Group (International Officers SIG)(国際部分科会)およびResearch Steering Committee(研究運営委員会)も開催されました。国際部分科会では、各大学における国際教育の現状について情報交換をし、学生および教職員の交流 をより活発で均衡がとれたものにする方法について活発な意見交換がなされました。研究運営委員会では、水資源の利用および平和関係のワークショップを INU加盟大学の間で来年開催することが決定されました。また、コンサルティング会社を利用した外部資金獲得のプロジェクトを開始することも決定されまし た。 |