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防災・減災研究センター2周年記念オープンディスカッション「『相乗型豪雨災害』防災のネクストステップで何に取り組む?」を開催しました

 2020年12月16日、防災・減災研究センターの設置2周年を記念して、オープンディスカッションを開催しました。このイベントは、国立大学協会による、国立大学や大学共同利用機関の教育研究活動情報発信を行う「国立大学フェスタ2020」の一環として行われました。
 新しい生活様式を踏まえ、研究者、行政関係者、及び防災リーダー等地域の代表者がウェブ会議形式で討論し、その様子を約70人の一般参加者がオンラインで視聴しました。

 「土砂・洪水氾濫の対策及び避難」、「地震被害予測手法と都市の地震対策」、「新しい生活様式における避難と地域の強靭化」という3つのテーマについて、コーディネーターから問題提起が行なわれ、それに対し、研究者から専門的知見、行政から体制等の整備状況、住民代表から地域の取組事例やその課題などを報告して、それぞれの立場から議論しました。

 最後に、海堀センター長は、研究者は自然現象のメカニズムや社会行動の科学的分析を行い、行政はそれを踏まえたハード・ソフト両面から対策を行い、住民はそれらの情報や対策を能動的に活用し地域防災活動を行うことが重要であり、それぞれの立場からできることを共有することが本当の意味での防災に繋がることを強調しました。

 

テーマ1「土砂・洪水氾濫の対策及び避難」

テーマ2「地震被害予測手法と都市の地震対策」

テーマ3「新しい生活様式における避難と地域の強靭化」

海堀センター長による総括

登壇者による閉会のあいさつ

登壇者一覧

○テーマ1:土砂・洪水氾濫の対策及び避難
 コーディネーター:長谷川 祐治 准教授
 研究者:水野 秀明 (九州大学大学院農学研究院環境農学部門 准教授)
 中谷 加奈 (京都大学大学院農学研究科森林科学専攻 助教)
 行 政:山本 悟司 (広島県土木建築局 砂防課 課長) 
 地 域:出下 一教(小屋浦地区住民福祉協議会 会長)
 
○テーマ2:地震被害予測手法と都市の地震対策
 コーディネーター: 三浦 弘之 准教授
 研究者:田中 貴宏 (先進理工系科学研究科 教授)
 後藤 秀昭 (人間社会科学研究科 准教授)
 行 政:松崎 博幸 (広島県危機管理課 参事)
 地 域:柳迫 長三 (広島市防災士ネットワーク 世話人代表)

○テーマ3:新しい生活様式における避難と地域の強靭化 
 コーディネーター:藤原 章正 教授(防災・減災研究センター調査研究部門長)
 研究者:繁本 憲文 (広島大学トランスレーショナルリサーチセンター 准教授)
 神田 佑亮 (呉工業高等専門学校 教授) 
 行 政:神尾 博志 (東広島市危機管理課 課長)
 地 域:園部 貴之 (中国新聞社 メディア開発室) 

 

お問合せ先

防災・減災研究センター
TEL:082-424-4312(平日9:00~16:00)


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