• ホームHome
  • 第7回広島大学女性活躍促進賞「メタセコイア賞」を国谷裕子氏に贈りました

第7回広島大学女性活躍促進賞「メタセコイア賞」を国谷裕子氏に贈りました

6月28日、第7回広島大学女性活躍促進賞「メタセコイア賞」をキャスターの国谷裕子氏に贈りました。国谷氏は、これまでNHK衛星放送「ワールドニュース」、NHK総合テレビ「クローズアップ現代」など、数多くの番組のキャスターをつとめてきました。また、キャスターとしての活動だけではなく、2016年よりSDGs₍持続可能な開発目標)の取材・啓発活動を行うなど、女性の活力向上を自ら先導したことが評価され、同賞の受賞となりました。

授賞式後の記念講演では、国谷氏自身の経験や統計データを踏まえながら、日本のジェンダー平等の取り組みの遅れを指摘。「意思決定の場に3割以上女性がいれば、社会や組織は変わることができる」と語りました。女性だからと一括りにせず、1人1人の能力に応じた丁寧な育成がなされ評価もフェアに行って、男女の別なく活躍できる社会に変えることが重要と述べました。

講演の最後には、持続可能な開発目標(SDGs)のとりまとめをおこなった国連副事務総長のアミーナ・J・モハメッド氏への取材で印象に残った「今、私たちの社会は半分の資源(男性)しか活かせていない、これでは片方のエンジンで飛んでいる飛行機のようなもの」という言葉を紹介し、「これからの激動の時代において、ダイバーシティのあるところにイノベーションが生まれると信じている。他のSDGsの目標にも大きく影響するSDGs目標5(ジェンダー平等を実現しよう)に本気で取り組もう。私たちは地球を救える最後の世代」と力強いメッセージを送りました。

同賞は、女性の活躍の場を広げ、社会全体の活力向上に貢献した個人および団体を顕彰することを目的に2013年に広島大学で創設しました。

越智学長と国谷氏(右)

仁科副学長(ダイバーシティ担当)より花束を贈呈

メタセコイア賞についてはこちら

【お問い合わせ先】

広島大学 学術・社会連携企画グループ
TEL:082-424-4497 
E-mail:ura-women*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


up