広島大学 学術・社会連携室 バイオデザイン共同研究講座 (担当:溝隈)
住所:〒734-8553 広島市南区霞 1-2-3 臨床管理棟 1F
電話:082-257-1992/1555
メール:biodesign*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えて送信してください。)
近年の社会を取り巻く環境の大きな変化に対応して、これまでの常識を打ち破るようなイノベーションによって、新たな市場を創造し、人々のライフスタイルを変えるようなサービスや商品の開発が求められています。
広島大学が広島県とともに設置した「バイオデザイン共同研究講座」では、「イノベーション先進国」インドと協働して、医療機器開発の分野に「デザイン思考」の手法を取り入れた教育プログラム「バイオデザイン」を通じて、人財育成と事業化に取り組んでいます。
本当に役に立つ医療機器開発を題材に、机の上から世の中を変えていけるような実践的な活動について広く皆様に知っていただくために、Zoom によるオンライン公開講座を開講します。(AMED次世代医療機器連携拠点整備等事業)
次のとおり受講者を募集しますので、奮ってご参加ください。
(申込締切)
【第1回・第2回】1月7日(金)、【第3回】1月17日(月)
バイオデザインとは
■医療機器の開発に「デザイン思考」の手法を取り入れ、イノベーションをもたらす人財養成プログラムです。米国スタンフォード大学にて確立された後、アメリカをはじめ、インド、イギリス、アイルランド、シンガポールなど、世界中に展開され,20年間にわたる実績をもちます。
■国内では、東京大学・大阪大学・東北大学に次ぐ4番目の開講です。
■広島県の協力による共同研究講座において、インド・バイオデザイン(SIB)と連携したプログラムとして運営します。
■医療現場の徹底した観察により、潜在的ニーズを探索し、本当に必要とされる医療機器の開発につながる手法を習得することができます。
■プログラムでは、医療従事者、デザイナー、エンジニア、経営企画、管理、ファイナンスなど異なる専門分野を持つ多様性のあるチームを編成し活動します。
※「デザイン思考」=Apple、GE、P&Gなど世界的な企業が導入し、日本のビジネス界でも大きな注目を集めているイノベーション創出手法
講座の概要
〇構 成:第1回・第2回(講義)、第3回(演習)
〇開講形式:Web会議システム「Zoom」を活用したリアルタイムのオンライン配信
〇講 師:バイオデザイン部門長/准教授/医師 木阪智彦
共同研究講座講師/エンジニア 松浦康之
第1回・第2回(講義)の概要
○開講日時:第1回 1月14日(金) 15時00分〜16時30分
第2回 1月28日(金) 15時00分~16時30分
○募集人員:先着 100 人
〇対 象:イノベーション、デザイン思考、バイオデザインあるいは医療機器に興味のある方であればどなたでも
○受 講 料:無料
〇内 容:インドと連携した広島大学でのバイオデザインの取り組み、及び、バイオデザインによる医療機器開発の概要について紹介する。
[主な項目]
・ひろしまバイオデザインの紹介
・インドとバイオデザイン
・バイオデザイン手法の概要
・バイオデザインによる成果紹介
第3回(演習)の概要
○開講日時:第3回 1月31日(月) 13時00分〜17時00分
○募集人員:先着10人
〇対 象:ものづくり企業の方、もしくは将来的に起業を目指す方など
○受 講 料:4,000円
〇内 容:バイオデザインによる医療機器開発プロセスの一部について、参加者をチームに分け、事前に準備した動画資料等を使って、ワークショップ形式で簡易的に体験していただく。
[主な項目]
・チームビルディング
・観察
・ニーズの特定・選択
・コンセプト創造・選択
・まとめ