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広島大学防災・減災研究センター オープンディスカッション2021『地域を知り、命を守る~パンデミック下での分散避難~』を開催しました

広島大学防災・減災研究センターは、11月17日にオープンディスカッション2021『地域を知り、命を守る~パンデミック下での分散避難~』を東広島キャンパス ミライクリエで開催し、オンラインと会場で、学生・教職員、自治体職員、地域の方など約90人が参加しました。

このシンポジウムでは、学校教育・報道機関・DXの実務家や専門家をお迎えして、防災・減災研究センターの研究者との間で、自分たちの住む地域の災害の“歴史”を知り、“今”の感染症拡大リスクを抑える分散避難につなげて、命を守る手立てとすることの重要性の認識を深めるための議論を行いました。

テーマごとに設けた質疑応答の時間では、会場のみならず、オンラインの参加者からも質問や意見が出てくるなど、登壇者と参加者の間で、活発な議論が行われました。

シンポジウムの最後に、海堀センター長から、今回の3つのテーマの発表によって、防災に特化しすぎることなく楽しみながら地域を知ることで、自分の置かれている環境に意識を向けることができるようになること、その意識が防災を「自分ごと」として避難行動に結びつくことへの期待、そして、DXの力によって、安全な避難ルートや避難場所の配置を目指している現状を共有できたとのまとめがありました。

テーマ1:災害の記憶と記録を探しだし継承する防災教育

パネリスト:人間社会科学研究科 准教授 後藤 秀昭
ディスカッサント:東広島市教育委員会指導課指導主事 清田 美紀

 

 

テーマ2:豪雨災害イメージと避難行動

パネリスト:人間社会科学研究科 教授 坂田 桐子
ディスカッサント:株式会社中国新聞社メディア開発局 園部 貴之

 

 

テーマ3:避難施設の最適立地と移動手段の確保

パネリスト:防災・減災研究センター調査研究部門長 藤原 章正
ディスカッサント:九州大学工学研究院 教授 塚原 健一(オンライン)

 

 

まとめ 防災・減災研究センター長 海堀 正博(ミライクリエから送信)

 

 

なお、このイベントは、国立大学協会による、国立大学や大学共同利用機関の教育研究活動情報発信を行う「国立大学フェスタ2021」の一環として行われました。

お問い合わせ先

防災・減災研究センター
hrrc*hiroshima-u.ac.jp  (*は半角@に置き換えてください)


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