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【2022/2/5〜開催・オンライン・要申込】オンライン公開講座「地球温暖化問題解決のためのカーボンニュートラル」を開講します

2021年のノーベル物理学賞は,「二酸化炭素濃度の上昇が地球温暖化に影響するという予測モデル」を世界に先駆けて発表した真鍋淑郎先生に決定しました。地球の温暖化は,様々な異常気象を招き,私たちの生活を脅しています。この対策のために2050年でのカーボンニュートラル実現を明確な目標として掲げ,再生可能エネルギーの主力電源化が協力に進められています。再生可能エネルギーは国産のエネルギー源ととらえられますが,変動を伴う上に,国内のすべての需要をまかなうことはできないと考えられているため,エネルギーの安定利用のために水素利用の技術開発が進められています。一方で,水素は化石燃料を使った際に排出される二酸化炭素と反応させることで,化学品の原料や化石燃料の代わりとなる燃料に転換ができ,カーボンリサイクル技術に欠かせない物質でもあります。本講座では,このような脱炭素化がなぜ必要なのか,低炭素社会とはどのようなものなのか,二酸化炭素を排出する産業はどのようになっていくのか,という点に焦点を当てていきたいと思います。

事前にお申し込みいただいたメール宛に、講義の前日までにミーティングのURL を記載したメールをお送りします。受講者の皆様は、ご自宅や職場から、ブラウザまたは専用アプリケーションで参加ください。

受講料は無料です。奮ってご参加ください。(申込期限:1月29日(土)まで)※定員100名(申し込み順)。

お申込み方法

(1)こちらのフォームから受講申込をお願いします。(申込期限:1月29日(土))

(2)お申し込みいただいたメール宛に、講義の前日にミーティングのURL を記載したメールが届きます。

(3)当日、時間になったら、講義が始まります。(それまでは、入室できません。)

※受講にあたってのお願い

・受講者の皆様のZoomの操作や接続に関するご支援はできませんのでご了承ください。

・今回のオンライン公開講座は、修了証書を発行しません。

 

第1回 エネルギー利用の過去と現在と未来

2月5日(土)10:30~12:00 

講師:先進理工系科学研究科 市川貴之

 産業革命以前と以後,国内においては戦前から戦後,さらには高度経済成長期,オイルショック以前と以後,東日本大震災以前と以後,COP21パリ協定で調印された「目標とは」,2020年に首相が宣言した「2050年でのカーボンニュートラル実現」に向けて,エネルギー利用はどのような変遷を遂げてきたのか,今後どのように変わっていくのか,詳しくひも解いていきたいと思います。

第2回 水素エネルギーの利用技術

2月12日(土)10:30~12:00

講師:自然科学研究支援開発センター 宮岡裕樹

東京オリンピック・パラリンピックでも注目された水素利用技術とはどのようなものなのか,水素自動車は私たちの身近な乗り物となりえるのなのか。水素社会が到来した場合,私たちの生活はどのように変わるのか。新聞などで目にするエネルギーキャリアとは何か?水素に関する疑問にとことんこたえていきたいと思います。

第3回 カーボンニュートラルとカーボンリサイクル技術

2月19日(土)10:30~12:00

講師:先進理工系科学研究科 市川貴之

カーボンニュートラルが実現した社会において,私たちの生活はどのように変わっていくのか。これまで石油を原料として作られてきた化学繊維や様々な石油化学製品は,今後どのようになっていくのか。カーボンニュートラルが実現された世界をイメージしながら,これから重要視される産業などを考えていきたいと思います。

お問い合わせ先

広島大学学術・社会連携室地域連携部門 (担当:三戸)
メールアドレス chiikirenkei*office.hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)


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