大学院統合生命科学研究科
特任教授 坊農 秀雅
Tel:082-424-4013
E-mail:bonohu*hiroshima-u.ac.jp
(注: *は半角@に置き換えてください)
広島大学大学院統合生命科学研究科の鈴木貴之大学院生、小野擁子大学院生と坊農秀雅特任教授は、公共データベース(公共DB)に蓄積されたデータを利用することによって酸化ストレスに応答する複数の新規候補遺伝子を同定しました。
さらに、データの統合的な解析(メタ解析)によって得られた二種類のストレス(酸化ストレスと低酸素刺激)応答遺伝子群を比較することによって、データ駆動的にそれらストレスの共通因子を発見しました。
多くの疾患に関与する酸化ストレスに応答する新規候補遺伝子の発見は関連疾患メカニズムや疾患治療に今後繋がる可能性があります。また、本研究で用いたデータ駆動的に生命現象の比較を行う手法は今後のバイオデジタルトランスフォーメーション(バイオDX)において重要な手法の一つとなると考えられます。
本研究成果は、スイスの出版社Multidisciplinary Digital Publishing Institute (MDPI)のBiomedicines誌に12月3日(日本時間)に掲載されました。
図1 メタ解析における遺伝子群同定のスキーマ図
大学院統合生命科学研究科
特任教授 坊農 秀雅
Tel:082-424-4013
E-mail:bonohu*hiroshima-u.ac.jp
(注: *は半角@に置き換えてください)
掲載日 : 2021年12月07日
Copyright © 2003- 広島大学