• ホームHome
  • 三原市黒谷地区で浅野家献上茶復活に向けて日本茶の手もみ製茶を体験しました(地域の元気応援PJ)

三原市黒谷地区で浅野家献上茶復活に向けて日本茶の手もみ製茶を体験しました(地域の元気応援PJ)

ホイロの上でお茶を揉んでいる様子(コロナ感染対策の上で実施しています)

文学部(文化財学分野)の伊藤奈保子准教授と学生有志は、2019年度から三原市大和町黒谷地区の地域団体「まほろばくろたに」の皆様と一緒に、浅野家に献上していた日本茶の復興と地域の伝統工芸の認知度を向上するため、地域の元気応援プロジェクト「楽しゅう 飲みん茶い」に取り組んでいます。

11月28日に、伊藤准教授、文化財保護や伝統工芸に関心を持っている文学部の学生たち及び本プロジェクトに協力いただいている食空間コーディネーター菅生美希氏などは、黒谷地区において、まほろばくろたにのメンバーから日本茶の手もみ製茶の工程を学びました。

学生たちは、5月に収穫され、冷凍保存されていた茶葉を、ホイロと呼ばれる茶葉を揉むための台の上で、半日かけて丁寧に揉むことで日本茶にしていく手順を学びました。

このプロジェクトでは、江戸時代に浅野家に献上されていたお茶の復活に取り組んでいるまほろばくろたにのメンバーとともに、広島の県内の伝統工芸などを使って、日本茶を楽しむ空間を創り出す活動に取り組んでいます。

これまでに、三原市の神明だるまをモチーフにした黒谷茶るま(茶入れ)、宮島細工木象嵌轆轤 豆だるま盆などのデザインの提案を行い、今年度は宮島の御砂焼の茶碗のデザイン開発を行っています。

 

文学部 准教授 伊藤 奈保子
E-mail : itona@hiroshima-u.ac.jp
(@は半角に変換してください)


up