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広島大学病院はガス爆発事故を想定した災害時「集団医療救護訓練」を実施



災害現場トリアージ

−救命医療の手順を訓練で確認−



 広島大学病院は「集団医療救護訓練」を平成16年10月2日(土)に広島県,県・市医師会等と災害拠点病院,災害協力病院,広島市消防局県内の消防本部等約350名の参加協力を得て実施しました。

 訓練実施内容は日曜日の日中,デパートでのガス爆発により,多数の傷病者が発生した想定のもと実技訓練として現場におけるトリアージ,病院内におけるトリアージ,訓練後の検証を行いました。

災害時医療救護活動においては同時に多数の傷病者が発生する大災害時には,限られた医療資源を有効に活用して,助かるべき命を少しでも多く助けることが医療の目的となります。

そのためには,多くの被災者の中から,既に死亡している者や,明らかに救命不能な者,あるいは,治療を十分に期待できる軽傷者等をタッグ(識別票)により,選り分け,優先的に緊急治療を要する者を選別する必要性が生じ,この「トリアージ」と呼ばれる行為の訓練を行いました。

 また,今回は特殊メイクアップを用いて視覚的に訴える模擬患者を作成し,より現実味を持たせ臨場感を演出することにより訓練の質を高めるようにしました。



【記事に関する問い合わせ先】

 広島大学病院 総務グループ副課長 近藤 博明

 TEL 082−257−5014

 E-mail byo-hisyo-fkacho@office.hiroshima-u.ac.jp


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